実行時設定
Apache PHPモジュールの動作は、php.iniの設定により影響を受けます。
php.iniの設定は、サーバーの設定ファイル内の
php_flag の設定
またはローカルなファイル
.htaccessにより上書きすることができます。
例1
.htaccessによりあるディレクトリのPHPによるパー
スを無効にする
Apache設定オプション
名前 |
デフォルト |
変更可能 |
変更履歴 |
engine |
"1" |
PHP_INI_ALL |
PHP 4.0.5 から利用可能 |
child_terminate |
"0" |
PHP_INI_ALL |
PHP 4.0.5 から利用可能 |
last_modified |
"0" |
PHP_INI_ALL |
PHP 4.0.5 から利用可能 |
xbithack |
"0" |
PHP_INI_ALL |
PHP 4.0.5 から利用可能 |
PHP_INI_* モードの詳細および定義については
どこで設定を行うのか を参照してください。
以下に設定ディレクティブに関する
簡単な説明を示します。
設定ディレクティブの短い説明を以下に示します。
-
engine
boolean
-
PHP によるパースのオン/オフを切り替えます。
このディレクティブは、Apacheモジュール版のPHPでのみ有効です。
このディレクティブは、ディレクティブ毎または仮想サーバー毎にPHPに
よるパースを有効または無効にしたいサイトで使用されます。
httpd.confファイルの適当な場所に
engine off
を置くことにより、PHPを有効また
は無効にすることができます。
-
child_terminate
boolean
-
リクエストの終了時にPHPスクリプトが子プロセスの終了を指定するか
どうかを指定します。
apache_child_terminate()も参照してください。
-
last_modified
boolean
-
PHPスクリプトの修正日をこのリクエストのLast-Modified:ヘッダとし
て送信します。
-
xbithack
boolean
-
PHPがファイル終端を無視して実行ビットが設定されているファイルを
パースするようにします。