実際に PEAR::DB クラスを使ってみましょう。
<?php
include("DB.php"); // PEAR の DB クラスを読み込む
$db = DB::connect("mysql://データベースユーザ:パスワード@localhost/test");
$result = $db->query("select * from testtable");
while($row = $result->fetchRow()){
print_r($row);
}
?>
上記ではまず、PEARのDBクラスを読みこんでいます。
これを読み込むことで後のDB::connect といった関数が使えるようになります。
DB::connect でデータベースにまず接続します。
DB::connect の返り値は $db に格納します。
$db はデータベース用のハンドラで
$db->query などとして SQLコマンドを実行します。
ここでは
select * from testtable というSQL文を実行しています。その結果を $result に代入します。
その後、while($row = $result->fetchRow()) で 先ほど $result で得た内容を fetchRow で $row に配列として代入します。
そして、print_r で $row の構造を出力しています。
SQL入門で紹介した
データの挿入、更新、削除も次の構文で実行することが出来ます。
$db->query("SQLコマンド");
例)
$db->query("delete from table where id = 1");
$db->query("insert into table values (〜)");
$db->query("update table set id = 5 where id = 1");
こんな感じに PEAR を使うと簡単で、今後他のデータベースを使う場合でも応用が効きます。
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PEAR::DBの詳細なドキュメント
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