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ケース 3: doc_root または user_dir を設定Web サーバー上のドキュメントディレクトリに スクリプトや実行ファイルのようなアクティブな内容を読み込むのは、 往々にして危険な行為であるとみなされることがあります。 何らかの設定ミスによりスクリプトが実行されず、通常の HTML ドキュメント として表示されてしまう場合には、知的著作物またはパスワードのような セキュリティ情報が漏洩する可能性があります。 このため、多くのシステム管理者は、スクリプトを PHP CGI を通じてのみ アクセス可能な他のディレクトリ構造にセットアップしたいと思うこと でしょう。 この場合、常にインタープリタに処理されるため、上記のように表示されること はありません。 前節で記したようなリクエストがリダイレクトされたものでないことを 確かめる方法が利用可能でない場合、 スクリプト用の doc_root を Web ドキュメント用ルートとは別に セットアップする必要があります。
設定用命令 doc_root により
設定ファイル ファイル中で
PHP スクリプト用ドキュメントルートを設定することができます。
または、環境変数 PHP_DOCUMENT_ROOT でも設定する
ことができます。
これを設定した場合、CGI 版の PHP は、
常に開くファイルの名前をこの
ここで利用可能な別のオプションは、
user_dir です。user_dir が設定されていない場合、
開かれるファイル名を制御するのは、 user_dir が例えば、public_phpに 設定されていた場合、 http://my.host/~user/doc.php の ようなリクエストは、そのユーザー user のホームディレクトリにある public_php 以下の doc.php という名前のファイルをオープンしま す。ユーザーのホームディレクトリが、 /home/user である場合、 実行されるファイルは、 /home/user/public_php/doc.php となります。
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各種マニュアル:
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