クッキー(Cookies)
PHP は、HTTP クッキー(Cookie)を完全にサポートします。
クッキーは、リモートブラウザに文字列データを保存したり、
再訪するユーザーを特定したりする機構です。
setcookie() か setrawcookie()
を使用してクッキーをセットすることができます。
クッキーは HTTP ヘッダの一部なので、
setcookie()
はブラウザに何らかの出力を行う前にコールする必要があります。
この制約は、header() に課されているものと同じです。
また、 出力バッファ関数を使用して、
設定するクッキーや送信するヘッダの内容が決まるまで
スクリプトからの出力を遅らせることが出来ます。
もし variables_order が
"C" を含んでいる場合、クライアントからサーバーへ送られた全てのクッキーは
自動的に $_COOKIE
という(常にグローバルな)配列に格納されます。
多数の値を一つのクッキーに割り付けたい場合は、[]
をクッキー名に加えてください。
register_globals の設定に
よっては、クッキーから通常の PHP 変数を作成することも可能です。
しかし、この設定に依存することは推奨されません。なぜなら、セキュリティの
観点からこの機能はオフにされていることが多いからです。
ちょっとした注意やブラウザのバグといった詳細に関しては、
setcookie() と setrawcookie()
を参照してください。