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--with-aolserver=DIR
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インストールされている AOLserver のパスを指定します。
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--with-apxs[=FILE]
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Apache 共有モジュールをビルドします。FILE は Apache apxs ツールへの
パスで、デフォルトは apxs です。Apache のソース Tarball に含まれる
apxs を指定するのではなく、そのシステムに実際にインストールされている
バージョンの apxs を指定するようにしましょう。
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--with-apache[=DIR]
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静的 Apache モジュールをビルドします。DIR は Apache のビルドディレクトリで、
デフォルトは /usr/local/apache です。
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--with-mod_charset
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(ロシアの Apache 用の)mod_charset のための変換テーブルを
有効にします。
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--with-apxs2[=FILE]
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Apache 2.0 共有モジュールをビルドします。FILE は、オプションで指定する
Apache apxs ツールへのパスです。デフォルトは apxs です。
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--with-caudium=DIR
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PHP を、Caudium で使用する Pike モジュールとしてビルドします。
DIR は Caudium サーバーのディレクトリで、デフォルトは
/usr/local/caudium/server です。
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--disable-cli
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PHP の CLI バージョンのビルドを
無効にします(自動的に
--without-pear も指定されます)。詳細な情報は
PHP をコマンドラインから使用する
を参照ください。
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--enable-phpdbg
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phpdbg インタラクティブデバッガ SAPI モジュールのサポートを有効にします。これは PHP 5.6.x 以降で使えます。
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--enable-embed[=TYPE]
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組み込み SAPI ライブラリのビルドを有効にします。TYPE は
shared あるいは static
のいずれかで、デフォルトは shared です。
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--with-isapi=DIR
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PHP を、Zeus の ISAPI モジュールとしてビルドします。
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--with-nsapi=DIR
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インストール済みの Netscape/iPlanet/SunONE Webserver へのパスを指定します。
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--with-phttpd=DIR
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このオプションについての情報はありません。
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--with-pi3web=DIR
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PHP を Pi3Web のモジュールとしてビルドします。
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--with-roxen=DIR
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PHP を Pike モジュールとしてビルドします。DIR は Roxen の
ディレクトリで、通常は /usr/local/roxen/server
です。
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--enable-roxen-zts
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Zend Thread Safety を使用した Roxen モジュールをビルドします。
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--with-servlet[=DIR]
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サーブレットのサポートを含めます。DIR は JSDK のインストールディレクトリです。
java 拡張モジュールが共有ライブラリとしてビルドされていることが
前提条件です。
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--with-thttpd=SRCDIR
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PHP を thttpd モジュールとしてビルドします。
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--with-tux=MODULEDIR
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PHP を TUX モジュールとしてビルドします(Linux 限定)。
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--with-webjames=SRCDIR
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PHP を WebJames モジュールとしてビルドします(RISC OS 限定)。
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--disable-cgi
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PHP の CGI バージョンをビルドしないようにします。
PHP 5.3.0 以降、この引数は FastCGI を有効にするようになりました。それより前のバージョンでは
--enable-fastcgi を使って有効にしなければなりませんでした。
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--enable-force-cgi-redirect
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サーバー内でのリダイレクトの際のセキュリティチェックを有効にします。
Apache で CGI バージョンを稼動させる場合、このオプションを
使用すべきです。
PHP 5.3.0 以降、この引数はデフォルトで有効になったため、もう存在しません。
これを無効にするには、ini ディレクティブ
cgi.force_redirect
に 0 を設定しなければなりません。
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--enable-discard-path
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有効にすると、PHP の CGI バイナリを web ディレクトリツリーの外に
配置できるようになります。これで .htaccess によるセキュリティを
回避できなくなります。
PHP 5.3.0 以降、この引数はデフォルトで無効になったため、もう存在しません。
これを有効にするには、ini ディレクティブ
cgi.discard_path
に 1 を設定しなければなりません。
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--enable-fastcgi
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有効にすると、CGI モジュールが FastCGI のサポートつきでビルドされます。
PHP 5.3.0 以降、この引数は存在しません。かわりに
--enable-cgi を使って有効化するようになりました。
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--disable-path-info-check
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無効にすると、/info.php/test?a=b のようなパスは
動作しません。詳細な情報は
» Apache マニュアル
を参照ください。