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導入 - キャッシュ

導入 - キャッシュ – Sigma が "準備された" テンプレートをキャッシュする方法

キャッシュについての FAQ

このキャッシュ機能って、実際のところどんなものなの?

これは、テンプレートの読み込み時の正規表現によるパースを回避する方法です。 もとのテンプレートを毎回パースするかわりに、 その内部表現 (シリアライズした配列) を保持しておき、それを読み込みます。

Smarty におけるテンプレートのコンパイルを考えてみてください。 Sigma はテンプレートを PHP コードにコンパイルしません。

データについては?

データのキャッシュは 行いません。 データをキャッシュしたければ、PEAR の キャッシュ関連のパッケージ を使うことを考慮してください。

テンプレートが変更されると、キャッシュも再作成されるのですか?

はい。

TTL は設定できますか?

いいえ。キャッシュされた内容は、テンプレートが変更されるまでは有効となります。

キャッシュをクリアすることはできますか?

はい。キャッシュディレクトリのファイルを削除してください。

これにより、パフォーマンスは向上するのですか?

はい。個人的にそれを実感しています。

もし何らかのベンチマークを行うのなら、人為的なものではなく 実際に使用している複雑なテンプレートで行ってください。 テンプレートが大きく複雑なもの (ブロック数が十数個になるものなど) になればなるほど、パフォーマンスの向上は大きくなります。

キャッシュの使用法

キャッシュ処理は完全に透過的に行われます。 この機能を活用するには、 コンストラクタ の二番目の引数を渡すか、あるいは setCacheRoot() メソッドを後でコールするだけです。

<?php
require_once 'HTML/Template/Sigma.php';

$tpl =& new HTML_Template_Sigma('./templates''./templates/prepared');

$tpl->loadTemplateFile('default.html');

// 続行

?>

./templates にある各テンプレートは、 loadTemplatefile()addBlockfile()replaceBlockfile() あるいは <!-- INCLUDE --> で読み込まれます。準備されたバージョンは ./templates/prepared に配置されます。

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