データベースソフトを扱うのに、SQLという命令文を使います。一度は聞いた事があると思います。
いろんなプログラミング言語と連携して使うことがあるので、覚えておいて損はない技術です。
では進めていきましょう。
例えば、以下のようにデータがはいったテーブルがあったとします。テーブルの名前は
友達リストとでもしておきましょう。
ID | 名前 | 特徴 |
01 | ひろし | おもしろい |
02 | あきら | かっこいい |
03 | ともこ | おしゃれ |
04 | のりこ | 美人 |
さて、このテーブルから、IDが03の人物を検索してみます。
上記例は4件しかないのですぐ発見できますが、数万件ともなると検索が大変になってきます。
そこで、SQLを使えばすばやく検索できます。
データの検索
select 名前,特徴 from 友達リスト where ID = '03';
こういう命令を使って検索します。
データベースにこの命令を入力すると
というデータが返ってきます。
select 名前,特徴
としている部分で、名前と特徴を取り出してください、と指定しています。
from 友達リスト
で友達リストテーブルから検索してくださいよ、ということを指定しています。通常データベースではテーブルが沢山あることがあるので、このように指定してやります。
where ID = '03'
で ID が 03 のもののみを検索してくださいね。という指定をしています。
例えばここを、名前 = 'ひろし' とやると
がかえってくることになります。
データの挿入
友達が増えました。
ゆうきというやつで
頼りになるです。
でもリストに一応追加しておいてやろう、ということで
insert into 友達リスト values ('05','ゆうき','頼りになる');
を実行すると、
ID | 名前 | 特徴 |
01 | ひろし | おもしろい |
02 | あきら | かっこいい |
03 | ともこ | おしゃれ |
04 | のりこ | 美人 |
05 | ゆうき | 頼りになる |
のようにテーブルが更新されます。
最後に
ゆうきが追加されましたね。追加の場合は
insert文を使います。
values でテーブルの値をそれぞれいれてやります。
データの更新
さて、最近、ひろし、が物すごく面白くなりました。
特徴が「おもしろい」のままです。このままではいけません。
データを更新します。
update 友達リスト set 特徴 = '物すごく面白い' where 名前 = 'ひろし';
を実行します。
すると
になります。
データの削除
どうも
ゆうきが最近連絡をくれなくて、やっぱり友達リストから削除しよう、というので友達リストから1件削除する方法です。
delete from 友達リスト where ID = '05' and 名前='ゆうき';
これで
ゆうきが友達リストから削除されます。
ID | 名前 | 特徴 |
01 | ひろし | 最近イマイチ |
02 | あきら | かっこいい |
03 | ともこ | おしゃれ |
04 | のりこ | 美人 |
ということで最終的にテーブルはこんな感じになりました。
業務上もこういうデータベースの使い方をします。
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