変数がタンスの1つの引出しだとすると、
配列はタンスみたいなものです。
いろんなものがたくさん入ります。
$hairetu = array()
とすると $hairetu は配列型の変数となります。
array_push($hairetu,"新しいデータ");
として配列の最後に「新しいデータ」というデータを入れることができます。
逆にarray_unshift($hairetu,"新しいデータ2");
とすると配列の最初に「新しいデータ2」が入ります。
$hairetu[0] に「新しいデータ2」が入っています。
$hairetu[1] に「新しいデータ」が入っています。
$hairetu の中身は次のような感じになっています。
[新しいデータ2][新しいデータ]
配列の状態を見たい時は print_r($hairetu) のようにします。
次のプログラムを実行して試してみましょう。
<?php
$hairetu = array();
array_push($hairetu,"新しいデータ");
array_unshift($hairetu,"新しいデータ2");
print_r($hairetu);
?>
配列のすべての要素にアクセスして何かする時は次のようにします。
<?php
$hairetu = array(34,65,1256,12356,12,523);
$sum = 0;
for($i=0;$i<count($hairetu);$i++){
$sum += $hairetu[$i];
}
?>
上記では $hairetu = array の後、なにやら続いていますが、これは初期化を行っています。
配列の1個目には 34 , 2個目には 65 ... といった感じに1行で初期化できます。
で、上のプログラムでは何をやっているかというと、配列の要素をすべて合計しています。
for 文はここではじめて出てきました。
$i=0 と最初に $i を初期化して $i<count($hairetu)の間
{}で囲まれた部分を繰り返します。count(配列名)で配列に何個物が入っているか調べています。
配列は 0 から始まるので
$hairetu[0] 〜 $hairetu[count($hairetu)-1]
まで処理しています。
for($i=0;$i<count($hairetu);$i++){}
のところは難しく考えずに覚えてしまいましょう。
XAMPPを使っている場合は、
C:\Program Files\xampp\htdocs\sample.php
などとして保存し、
http://localhost/sample.php
にアクセスして実際に動作させてみましょう。
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