phpではメモリに常にデータを保持しておくということはできません。
リクエスト毎にデータはクリアされてしまいます。
なので、何らかのデバイスにデータを保存しておいて、次にリクエストされた際に内容を読み出す必要があります。
その方法として、ファイルの読み書きがあります。
掲示板やチャットなどもファイルに書き込まれているのが一般的です。
データベースなどに書き込むことも可能ですが、ファイルが一番手軽で、データベースが使えなくても使えます。
それではfopen関数を使ってファイルに書いてみましょう。
<?php
$fp = fopen("file1","w");
fputs($fp,"こんにちはファイルさん");
fputs($fp,"ファイルの2行目です");
fclose($fp);
?>
とするとfile1 に「こんにちはファイルさん」と書きこまれます。
今度は読みこんでみます。
<?php
$fi = file("file1");
?>
とたった一行で $fi という配列に読みこめます。
$fi[0] にはさっき書きこんだ "こんにちはファイルさん" が入っています。
$fi[1] にはさっき書きこんだ "ファイルの2行目です" が入っています。
XAMPPを使っている場合は、
C:\Program Files\xampp\htdocs\sample.php
などとして保存し、
http://localhost/sample.php
にアクセスして実際に動作させてみましょう。
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