variant_div
(PHP 5, PHP 7)
variant_div — 2 つの variant の除算結果を返す
パラメータ
-
left
-
左オペランド。
-
right
-
右オペランド。
注意:
variant に関するすべての計算用関数と同様、この関数のパラメータには
PHP のネイティブ型 (整数、文字列、浮動小数点数、boolean あるいは
NULL
) あるいは COM、VARIANT、DOTNET クラスのインスタンスが使用できます。
PHP のネイティブ型は、VARIANT
クラスのコンストラクタと同じ方法で variant に変換されます。
COM オブジェクトおよび DOTNET オブジェクトはデフォルトプロパティの値を持っており、
これを variant の値として使用します。
variant に関する計算関数は、COM ライブラリの同名の関数のラッパーです。
これらの関数についての詳細な情報は、MSDN ライブラリでご確認ください。
PHP での関数名は微妙に異なります。たとえば、PHP での関数
variant_add() に対応する関数は、MSDN のドキュメントでは
VarAdd() となります。
返り値
Variant の除算規則
もし〜なら |
このようにします |
両者ともに文字列型・日付型・文字・論理型 |
Double 型を返す |
一方が文字列型で、もう一方が文字 |
除算結果を double 型で返す |
一方が数値で、もう一方が文字列 |
除算結果を double 型で返す |
両者ともに数値 |
除算結果を double 型で返す |
どちらか一方が NULL |
NULL が返される |
right が空の値で
left がそれ以外の型 |
com_exception コード DISP_E_DIVBYZERO
がスローされる |
left が空の値で
right がそれ以外の型 |
double 型の 0 が返される |
両者ともに空の値 |
com_exception コード DISP_E_OVERFLOW
がスローされる |