svn_ls
(PECL svn >= 0.1.0)
svn_ls — 指定したリポジトリ URL のディレクトリ内の一覧を返す (オプションでリビジョン番号も指定可能)
説明
$repos_url
[, int $revision_no = SVN_REVISION_HEAD
[, bool $recurse = false
[, bool $peg = false
]]] )
この関数は、指定したリポジトリ URL のファイルやディレクトリの一覧を返します。
オプションで、特定のリビジョンを指定することもできます。
これは、svn list $repos_url[@$revision_no]
と同等です。
注意:
この関数は、作業コピーに対して使用することはできません。
repos_urlには 必ず リポジトリの URL を指定しなければなりません。
パラメータ
-
url -
リポジトリの URL。たとえば
http://www.example.com/svnrootのようになります。ローカルの Subversion リポジトリに対してファイルシステム経由でアクセスしたい場合は、 file URI スキームを使用してfile:///home/user/svn-reposのようにします。 -
revision -
一覧を取得したいリビジョン番号。省略した場合は HEAD リビジョンを使用します。
-
recurse -
再帰処理を有効にします。
返り値
成功した場合は、この関数は次のような構造の配列を返します。
[0] => Array
(
[created_rev] => 最後に変更されたリビジョン番号
[last_author] => 最後に変更した人の名前
[size] => ファイルのバイト数
[time] => 最終更新日時を、その古さによって 'M d H:i'
あるいは 'M d Y' のいずれかの形式で表したもの
[time_t] => 最終更新日時の unix タイムスタンプ
[name] => ファイル/ディレクトリの名前
[type] => 'file' あるいは 'dir' のいずれか
)
[1] => ...
注意
この関数は、 実験的 なものです。この関数の動作・ 名前・その他ドキュメントに書かれている事項は、予告なく、将来的な PHP のリリースにおいて変更される可能性があります。 この関数は自己責任で使用してください。
例
例1 svn_ls() の例
<?php
print_r( svn_ls('http://www.example.com/svnroot/') );
?>
上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。
Array
(
[0] => Array
(
[created_rev] => 20
[last_author] => Joe
[size] => 0
[time] => Apr 02 09:28
[time_t] => 1175520529
[name] => tags
[type] => dir
)
[1] => Array
(
[created_rev] => 23
[last_author] => Bob
[size] => 0
[time] => Apr 02 15:15
[time_t] => 1175541322
[name] => trunk
[type] => dir
)
)
忘却曲線を使ってこの関数を確実に記憶に残す
