CURLOPT_AUTOREFERER |
TRUE を設定すると、Location: によるリダイレクトを
たどる際には自動的に Referer: フィールドをリクエストに
追加します。
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CURLOPT_BINARYTRANSFER |
TRUE を設定すると、CURLOPT_RETURNTRANSFER
が使用された場合に出力結果を何も加工せずに返します。
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PHP 5.1.3 以降では、このオプションは何の効果もありません。
CURLOPT_RETURNTRANSFER を使ったときには
常に出力をそのまま返すようになりました。
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CURLOPT_COOKIESESSION |
TRUE を設定すると、クッキーの "セッション" を新しく開始します。
以前のセッションで読み込まれていた "セッションクッキー" は無視するよう、
libcurl に指示します。デフォルトでは、それがセッションクッキーであるか
どうかにかかわらず libcurl はすべてのクッキーを読み込んで保存します。
セッションクッキーとは、有効期限が指定されておらず "セッション" の間のみ
有効であるクッキーのことです。
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CURLOPT_CERTINFO |
TRUE を設定すると、セキュアな転送時に SSL 証明書の情報を
STDERR に出力します。
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cURL 7.19.1 で追加されました。
PHP 5.3.2 以降で使用可能です。これを使うには、CURLOPT_VERBOSE
を on にしておかなければなりません。
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CURLOPT_CONNECT_ONLY |
TRUE を設定すると、プロキシの認証や接続の確立などをすべて行いますが、データは転送しません。
このオプションは、HTTP や SMTP そして POP3 用に実装されています。
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7.15.2 で追加されました。
PHP 5.5.0 以降で使用可能です。
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CURLOPT_CRLF |
TRUE を設定すると、転送時に Unix 形式の改行を CRLF 形式に変換します。
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CURLOPT_DNS_USE_GLOBAL_CACHE |
TRUE を設定すると、グローバル DNS キャッシュを利用します。
このオプションはスレッドセーフではありません。また、デフォルトで
有効になっています。
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CURLOPT_FAILONERROR |
TRUE を設定すると、HTTP で 400 以上のコードが返ってきた際に
処理失敗と判断します。デフォルトでは、コードの値を無視して
ページの内容を取得します。
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CURLOPT_SSL_FALSESTART |
TRUE にすると、TLS false start を有効にします。
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cURL 7.42.0 で追加されました。PHP 7.0.7 以降で使用可能です。
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CURLOPT_FILETIME |
TRUE を設定すると、ドキュメントの更新日時を取得しようと試みます。
この値を取得するには、curl_getinfo() で
CURLINFO_FILETIME オプションを用います。
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CURLOPT_FOLLOWLOCATION |
TRUE を設定すると、サーバーが HTTP ヘッダの一部として送ってくる
"Location: " ヘッダの内容をたどります
(これは再帰的に行われます。CURLOPT_MAXREDIRS
が指定されていない限り、送ってくる "Location: "
ヘッダの内容をずっとたどり続けることに注意しましょう)。
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CURLOPT_FORBID_REUSE |
TRUE を設定すると、処理が終了した際に明示的に接続を切断します。
接続を再利用しません。
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CURLOPT_FRESH_CONNECT |
TRUE を設定すると、キャッシュされている接続を利用せずに
新しい接続を確立します。
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CURLOPT_FTP_USE_EPRT |
TRUE を設定すると、FTP のダウンロードに EPRT(および LPRT)
を利用します。FALSE の場合は EPRT・LPRT を無効にして PORT
を利用します。
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CURLOPT_FTP_USE_EPSV |
TRUE を設定すると、FTP 転送の際にまず EPSV コマンドの利用を
試みます。失敗した場合は PASV を利用します。FALSE を設定すると、
EPSV を無効にします。
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CURLOPT_FTP_CREATE_MISSING_DIRS |
TRUE を設定すると、FTP の操作中にパスが存在しなかったときに
ディレクトリを作成します。
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CURLOPT_FTPAPPEND |
TRUE を設定すると、リモートファイルを上書きせずに追記します。
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CURLOPT_TCP_NODELAY |
TRUE にすると、TCP の Nagle アルゴリズムを解除します。解除すると、小さなパケットがネットワーク上を流れる回数をできるだけ減らそうと試みます。
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PHP 5.2.1 以降のバージョンで、libcurl 7.11.2 以降と組み合わせてコンパイルしたときに利用可能です。
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CURLOPT_FTPASCII |
CURLOPT_TRANSFERTEXT のエイリアスです。
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CURLOPT_FTPLISTONLY |
TRUE を設定すると、FTP でディレクトリ名のみ表示します。
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CURLOPT_HEADER |
TRUE を設定すると、ヘッダの内容も出力します。
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CURLINFO_HEADER_OUT |
TRUE を設定すると、リクエスト文字列を追跡します。
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PHP 5.1.3 以降で使用可能です。プレフィックスが CURLINFO_
となっているのは意図的なものです。
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CURLOPT_HTTPGET |
TRUE を設定すると、HTTP のリクエスト形式を GET に戻します。
GET はデフォルト設定なので、リクエスト形式が変更されている
場合にのみ必要となります。
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CURLOPT_HTTPPROXYTUNNEL |
TRUE にすると、指定された HTTP プロキシを介してトンネルします。
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CURLOPT_MUTE |
TRUE を設定すると、cURL 関数に関連する出力を完全に抑えます。
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cURL 7.15.5 で削除されました (かわりに CURLOPT_RETURNTRANSFER が使えます)
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CURLOPT_NETRC |
TRUE を設定すると、リモートサイトと接続を確立する際に用いる
ユーザー名やパスワードを、~/.netrc から取得します。
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CURLOPT_NOBODY |
TRUE を設定すると、出力から本文を削除します。
リクエストメソッドは HEAD となります。これを FALSE
に変更してもリクエストメソッドは GET には変わりません。
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CURLOPT_NOPROGRESS |
TRUE を設定すると、cURL 転送の進捗状況表示を無効にします。
注意:
PHP は、このオプションを自動的に TRUE に設定します。
これを変更するのは、デバッグ時のみにすべきです。
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CURLOPT_NOSIGNAL |
TRUE を設定すると、cURL 関数が PHP プロセスに送信するシグナルを
無視します。マルチスレッド SAPI ではデフォルトで on となっており、
そのためタイムアウトオプションもまだ利用されています。
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cURL 7.10 で追加されました。
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CURLOPT_PATH_AS_IS |
TRUE にすると、ドットの連続を処理しません。
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cURL 7.42.0 で追加されました。PHP 7.0.7 以降で使用可能です。
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CURLOPT_PIPEWAIT |
TRUE にすると、パイプライン化/多重化を待ちます。
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cURL 7.42.0 で追加されました。PHP 7.0.7 以降で使用可能です。
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CURLOPT_POST |
TRUE を設定すると、HTTP POST を行います。POST は、
application/x-www-form-urlencoded 形式で
行われます。これは一般的な HTML のフォームと同じ形式です。
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CURLOPT_PUT |
TRUE を設定すると、HTTP PUT を行います。PUT するファイルは
CURLOPT_INFILE および
CURLOPT_INFILESIZE
で指定されている必要があります。
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CURLOPT_RETURNTRANSFER |
TRUE を設定すると、curl_exec() の返り値を
文字列で返します。通常はデータを直接出力します。
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CURLOPT_SAFE_UPLOAD |
TRUE にすると、CURLOPT_POSTFIELDS
でのファイルアップロードの際の @ プレフィックスを無効にします。
つまり、@ で始まる値を安全に渡せるようになるということです。
アップロードには CURLFile が使われるでしょう。
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PHP 5.5.0 で追加され、デフォルトは FALSE でした。
PHP 5.6.0 以降は、デフォルトが TRUE に変わります。
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CURLOPT_SASL_IR |
TRUE にすると、最初のパケット内の最初のレスポンスの送信を有効にします。
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cURL 7.31.0 で追加されました。PHP 7.0.7 以降で使用可能です。
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CURLOPT_SSL_ENABLE_ALPN |
FALSE にすると、SSL ハンドシェイクの際の ALPN を無効にします
(SSL バックエンドの libcurl がそれに対応するビルドである場合)。
これは、http2 ネゴシエーションに使えます。
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cURL 7.36.0 で追加されました。PHP 7.0.7 以降で使用可能です。
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CURLOPT_SSL_ENABLE_NPN |
FALSE にすると、SSL ハンドシェイクの際の NPN を無効にします
(SSL バックエンドの libcurl がそれに対応するビルドである場合)。
これは、http2 ネゴシエーションに使えます。
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cURL 7.36.0 で追加されました。PHP 7.0.7 以降で使用可能です。
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CURLOPT_SSL_VERIFYPEER |
FALSE を設定すると、cURL はサーバー証明書の検証を行いません。
別の証明書を CURLOPT_CAINFO オプションで
指定するか、CURLOPT_CAPATH オプションで
証明ディレクトリを指定します。
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cURL 7.10 以降、デフォルト値は TRUE です。また、
cURL 7.10 以降、デフォルトでインストールされています。
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CURLOPT_SSL_VERIFYSTATUS |
TRUE にすると、証明書のステータスを検証します。
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cURL 7.41.0 で追加されました。PHP 7.0.7 以降で使用可能です。
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CURLOPT_TCP_FASTOPEN |
TRUE にすると、TCP Fast Open を有効にします。
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cURL 7.49.0 で追加されました。PHP 7.0.7 以降で使用可能です。
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CURLOPT_TFTP_NO_OPTIONS |
TRUE にすると、TFTP オプションリクエストを送信しません。
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cURL 7.48.0 で追加されました。PHP 7.0.7 以降で使用可能です。
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CURLOPT_TRANSFERTEXT |
TRUE を設定すると、FTP 転送を ASCII モードで行います。
LDAP の場合は、データを HTML ではなくプレーンテキストで取得します。
Windows システムでは STDOUT
に対してバイナリモードを設定しないでください。
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CURLOPT_UNRESTRICTED_AUTH |
TRUE を設定すると、(CURLOPT_FOLLOWLOCATION
を利用して)場所をたどっていく際にユーザー名とパスワードを送信し続けます。
これは、たとえホスト名が変わっても続けられます。
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CURLOPT_UPLOAD |
TRUE を設定すると、アップロードの準備をします。
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CURLOPT_VERBOSE |
TRUE を設定すると、詳細な情報を出力します。情報は
STDERR か、または
CURLOPT_STDERR
で指定したファイルに出力されます。
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