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array_udiff_assoc - データの比較にコールバック関数を用い、 追加された添字の確認を含めて配列の差を計算する | JavaScript入門&応用&リファレンスなら「JavaScriptist」

  

array_udiff_assoc

(PHP 5, PHP 7)

array_udiff_assocデータの比較にコールバック関数を用い、 追加された添字の確認を含めて配列の差を計算する

説明

array array_udiff_assoc ( array $array1 , array $array2 [, array $... ], callable $value_compare_func )

データの比較にコールバック関数を用い、 追加された添字の確認を含めて配列の差を計算します。

注意: この関数は n 次元配列の一つの次元しかチェックしないことに注意してください。 もちろん、array_udiff_assoc($array1[0], $array2[0], "some_comparison_func"); のようにすることでより深い次元でのチェックもできます。

パラメータ

array1

最初の配列。

array2

2 番目の配列。

value_compare_func

比較関数は、最初の引数と二番目の引数の比較結果を返します。最初の引数のほうが二番目の引数より大きい場合は正の数を、二番目の引数と等しい場合はゼロを、そして二番目の引数より小さい場合は負の数を返す必要があります。PHP 7.0.0 より前のバージョンでは、この整数が -2147483648 から 2147483647 までの範囲におさまる必要がありました。

int callback ( mixed $a, mixed $b )

返り値

array_udiff_assoc() は、 array1 から他の引数の配列の中に現れない全ての値を含む array を返します。 array_diff()array_udiff() と異なり、キーが比較に使用されることに注意してください。 配列のデータの比較は、ユーザーが指定したコールバックを用いて行われます。 この点で、array_diff_assoc() は反対の動作、つまり 内部関数を利用した比較を行います。

例1 array_udiff_assoc() の例

<?php
class cr {
    private 
$priv_member;
    function 
cr($val)
    {
        
$this->priv_member $val;
    }

    static function 
comp_func_cr($a$b)
    {
        if (
$a->priv_member === $b->priv_member) return 0;
        return (
$a->priv_member $b->priv_member)? 1:-1;
    }
}

$a = array("0.1" => new cr(9), "0.5" => new cr(12), => new cr(23), 1=> new cr(4), => new cr(-15),);
$b = array("0.2" => new cr(9), "0.5" => new cr(22), => new cr(3), 1=> new cr(4), => new cr(-15),);

$result array_udiff_assoc($a$b, array("cr""comp_func_cr"));
print_r($result);
?>

上の例の出力は以下となります。

Array
(
    [0.1] => cr Object
        (
            [priv_member:private] => 9
        )

    [0.5] => cr Object
        (
            [priv_member:private] => 12
        )

    [0] => cr Object
        (
            [priv_member:private] => 23
        )
)

上の例で、"1" => new cr(4) の組み合わせが両方の配列にあること、 そしてそれが関数の出力に含まれていないことが確認できます。

参考

  • array_diff() - 配列の差を計算する
  • array_diff_assoc() - 追加された添字の確認を含めて配列の差を計算する
  • array_diff_uassoc() - ユーザーが指定したコールバック関数を利用し、 追加された添字の確認を含めて配列の差を計算する
  • array_udiff() - データの比較にコールバック関数を用い、配列の差を計算する
  • array_udiff_uassoc() - データと添字の比較にコールバック関数を用い、 追加された添字の確認を含めて配列の差を計算する
  • array_intersect() - 配列の共通項を計算する
  • array_intersect_assoc() - 追加された添字の確認も含めて配列の共通項を確認する
  • array_uintersect() - データの比較にコールバック関数を用い、配列の共通項を計算する
  • array_uintersect_assoc() - データの比較にコールバック関数を用い、 追加された添字の確認も含めて配列の共通項を計算する
  • array_uintersect_uassoc() - データと添字の比較に個別のコールバック関数を用い、 追加された添字の確認も含めて配列の共通項を計算する


忘却曲線を使ってこの関数を確実に記憶に残す

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