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スクリプト中で PHP-APD を使用する方法 | JavaScript入門&応用&リファレンスなら「JavaScriptist」

  

スクリプト中で PHP-APD を使用する方法

  1. トレースを開始するには、PHP スクリプトの最初の行で apd_set_pprof_trace() 関数をコールします。

    <?php
    apd_set_pprof_trace
    ();
    ?>

    この行はスクリプト内のどの場所にでも挿入可能ですが、 もしスクリプトの最初からトレースを始めなければ、 あなたをパフォーマンスのボトルネックに導いてくれるかもしれないデータを捨てることになってしまいます。

  2. さあ、スクリプトを実行しましょう。ダンプ結果は apd.dumpdir/pprof_pid.ext に出力されます。

    ヒント

    CGI 版の PHP を使用している場合は、apd が正しく動作するように '-e' フラグつきで実行し、拡張情報を有効にしてください。たとえば php -e -f script.php のように実行します。

  3. プロファイルデータを整形して表示するには、お好みの並べ替えオプション・ 表示オプションを指定して pprofp コマンドを実行してください。 整形された出力は以下のようになります。

    bash-2.05b$ pprofp -R /tmp/pprof.22141.0
    
    Trace for /home/dan/testapd.php
    Total Elapsed Time = 0.00
    Total System Time  = 0.00
    Total User Time    = 0.00
    
    
    Real         User        System             secs/    cumm
    %Time (excl/cumm)  (excl/cumm)  (excl/cumm) Calls    call    s/call  Memory Usage Name
    --------------------------------------------------------------------------------------
    100.0 0.00 0.00  0.00 0.00  0.00 0.00     1  0.0000   0.0009            0 main
    56.9 0.00 0.00  0.00 0.00  0.00 0.00     1  0.0005   0.0005            0 apd_set_pprof_trace
    28.0 0.00 0.00  0.00 0.00  0.00 0.00    10  0.0000   0.0000            0 preg_replace
    14.3 0.00 0.00  0.00 0.00  0.00 0.00    10  0.0000   0.0000            0 str_replace
    

    この例で使われている -R オプションは、 その関数を実行するのにかかった時間の順でプロファイルテーブルを並べ替えます。 "cumm call" 列には個々の関数が何回コールされたか、 そして "s/call" 列には 1 回のコールあたりの平均所要時間が表示されます。

  4. KCacheGrind にインポートできる形式のファイルを作成するには、 pprof2calltree コマンドを実行してください。


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