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導入
導入 –
vCard 2.1 および 3.0 のテキストブロックを作成して読み込む
Contact_Vcard_Build について
プログラム上でバージョン 2.1 あるいは 3.0
の vCard を作成し、vCard テキストを読み込みます。
簡単な手順
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Contact_Vcard_Build を PEAR アーカイブからダウンロードし、展開します。
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PHP スクリプトで Contact_Vcard_Build.php
をインクルードします。
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新しい Contact_Vcard_Build
オブジェクトのインスタンスを作成します
(デフォルトでは vCard のバージョンは 3.0 となりますが、
2.1 の vCards もサポートしています)。
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値やパラメータを vCard に設定あるいは追加します。
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完成した vCard を読み込み、print_r()
を使用して結果を見ます。
<?php
// クラスファイルをインクルードします require_once 'Contact_Vcard_Build.php';
// ビルダオブジェクトを作成します // (デフォルトはバージョン 3.0 です) $vcard = new Contact_Vcard_Build();
// フォーマットされた名前を設定します $vcard->setFormattedName('Bolivar Shagnasty');
// 構造化された名前のパーツを設定します $vcard->setName('Shagnasty', 'Bolivar', 'Odysseus', 'Mr.', 'III');
// 職場の email を追加します。まず値を追加した後で // パラメータを設定していることに注意しましょう。 // Contact_Vcard_Build は、パラメータをきちんと // 正しい位置に追加します。 $vcard->addEmail('boshag@example.com'); $vcard->addParam('TYPE', 'WORK');
// 家で使用するお気に入りの email を追加します $vcard->addEmail('bolivar@example.net'); $vcard->addParam('TYPE', 'HOME'); $vcard->addParam('TYPE', 'PREF');
// 職場の住所を追加します $vcard->addAddress('POB 101', 'Suite 202', '123 Main', 'Beverly Hills', 'CA', '90210', 'US'); $vcard->addParam('TYPE', 'WORK');
// vCard に戻り、内容を表示します $text = $vcard->fetch(); echo '<pre>'; print_r($text); echo '</pre>'; ?>
vCard 2.1 と vCard 3.0 の違い
2.1 の仕様では、CRLF
(\r\n) を改行に使用しています。
以下のコンポーネントとパラメータが使用可能です。
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パラメータ
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TYPE は DOM, INTL, POSTAL, PARCEL, HOME, WORK,
PREF, VOICE, FAX, MSG, CELL, PAGER, BBS, MODEM, CAR, ISDN, VIDEO,
AOL, APPLELINK, ATTMAIL, CIS, EWORLD, INTERNET, IBMMAIL, MCIMAIL,
POWERSHARE, PRODIGY, TLX, X400, GIF, CGM, WMF, BMP, MET, PMB, DIB,
PICT, TIFF, PDF, PS, JPEG, QTIME, MPEG, MPEG2, AVI, WAVE, AIFF,
PCM, X509, あるいは PGP。
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ENCODING は 7BIT, 8BIT, BASE64, QUOTED-PRINTABLE。
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VALUE は INLINE, CONTENT-ID, CID, URL, VCARD。
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CHARSET は任意の ISO 文字セット。
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LANGUAGE は非常に寛大で、基本的には
a-z, A-Z, 0-9, およびダッシュ (-)
で構成されているものであれば何でも指定できます。
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コンポーネントおよびメソッド
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VERSION (setVersion())
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FN (setFormattedName())
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N (setName())
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PHOTO (setPhoto())
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BDAY (setBirthday())
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ADR (addAddress())
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LABEL (addLabel())
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TEL (addTelephone())
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EMAIL (addEmail())
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MAILER (setMailer())
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TZ (setTZ())
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GEO (setGeo())
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TITLE (setTitle())
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ROLE (setRole())
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LOGO (setLogo())
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AGENT (setAgent())
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ORG (addOrganization())
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NOTE (setNote())
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REV (setRevision())
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SOUND (setSound())
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URL (setURL())
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KEY (setKey())
3.0 の仕様では、LF
(\n) を改行に使用しています。
以下のコンポーネントとパラメータが使用可能です。
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パラメータ
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TYPE は 2.1 の任意の TYPE 値、あるいはその他
a-z, A-Z, 0-9, およびダッシュ (-)
のみで構成されるものなら何でも指定できます。
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ENCODING は 8BIT および B ("binary")。
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VALUE は BINARY, PHONE-NUMBER, TEXT, URI, UTC-OFFSET, あるいは VCARD。
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コンポーネントおよびメソッド
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